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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/5 05:00)
海外でガソリン車やディーゼル車の販売規制が打ち出され、欧州メーカーを中心に「電気自動車(EV)シフト」の波が押し寄せている。日本勢では日産自動車がEVで先陣を切り、燃料電池車(FCV)を“究極のエコカー”と位置付けるトヨタ自動車陣営やホンダには出遅れ感も漂う。一方で、電池性能や充電インフラなどEV普及への壁もまだ高い。各社の「EVシフト」の受け止めと開発の現状、将来展望を追う。
9月末、中国政府は自動車メーカーが生産・販売する乗用車について、2019年から一定比率をEVなど新エネルギー車(NEV)にするよう義務付けると発表した。世界最大の自動車市場である中国が厳しい環境規制に動く。
欧州はEVシフトの流れで先行する。英国、フランスの両政府が40年までにガソリン車とディーゼル車の国内販売を禁止する方針を表明した。
「自動車産業は過去にない大転換期...
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(2017/10/5 05:00)
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