ＣＮＣに最新アプリ オークマが来春から配信サービス

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【名古屋】オークマは工作機械の顧客向けに、コンピューター数値制御（ＣＮＣ）装置に追加できるアプリケーションを配信するサービス「オークマ　Ａｐｐ　Ｓｔｏｒｅ」を２０１８年春に始める。顧客のＣＮＣに最新機能やセキュリティー対策を加えられる。このほど、試験版（写真）を公開した。

米国で１２年に立ち上げたサービスを日本でも始める。会員制度や料金体系など具体的な運用条件を今後詰める。最新版ＣＮＣ「ＯＳＰ　ｓｕｉｔｅ」などに新機能を加え、利便性を高められるアプリなどを有料で配信する。ＣＮＣの導入後も、常に最新の状態に保てる。セキュリティー対策では、ウイルスのパターンファイルを自動配信する。

パソコン用のアプリや、工具メーカーなどパートナー企業の製品と連携するアプリも用意する。アプリ配信により工作機械の使い勝手を高めることで、販売後のサービス向上につなげる。メンテナンスマニュアルなどの配信により、工作機械のトラブルを防ぐ効果も見込む。