[ ロボット ]

京セラ、AI・ロボ活用で新組織−グループの生産効率化

(2017/10/25 05:00)

【京都】京セラは人工知能(AI)やロボットを活用し、生産を効率化する新組織を立ち上げた。AIを中心としたソフトウエア技術を活用する組織と、ロボットを中心としたハードウエア技術で改善を支援する組織を発足。生産現場から課題を吸い上げ、グループの各拠点で生産性向上に取り組む。生産改革を推進し、3―4年後をめどに産業機器・車載向けなどの部品事業を中心に、従業員1人当たりの売上高を倍増する。

新設したのは、横浜中山事業所(横浜市緑区)内の「AIラボ」と、大阪大東事業所(大阪府大東市)内の「ロボット活用センター」の二つの組織。両組織を合わせた人員は15人程度で、数億円規模を投じ体制を整備した。

AIラボを活用して、グループの各事業部ごとに生産工程のビッグデータ(大量データ)を収集。AIを使って解析し、歩留まりの改善などにつなげる。必要となるソフトを各事業部と共同で開発する。開発したソフトを各事...

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(2017/10/25 05:00)

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