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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/26 05:00)
トヨタ自動車とホンダが電気自動車(EV)の事業化ペースを加速する。トヨタはEV性能を飛躍的に高める全固体電池のユニットを2020年代前半に量産する。ホンダはEVを国内で20年に投入する。世界的な環境規制の強化などで、EV市場への期待感が高まっている。EV対応では日産自動車や独フォルクスワーゲン(VW)が先行しているが、トヨタなど他社の戦略が鮮明になってきた。
トヨタが開発中の全固体電池はEVの航続距離を大きく伸ばし、充電時間の大幅な短縮、原価低減につながる。ディディエ・ルロワ副社長は「“ゲームチェンジャー”となりうる技術だ」と強調した。
全固体電池の試作品はすでに完成しており、技術者200人以上の体制で開発を急いでいる。特許出願件数も世界トップで「次のステップは量産に向けての準備。20年代の早い段階で紹介できるのではないか」(ルロワ副社長)としている。
ホンダは都市型EV...
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(2017/10/26 05:00)
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