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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/10/30 22:00)
「ジャンボ」の愛称で親しまれてきた大型旅客機「ボーイング747―400」が30日夜、日本と米国を結ぶ定期路線の最終フライトを迎え、成田空港から飛び立った。これで、日本と北米間の旅客定期便のジャンボは全て姿を消す。
最終便は、米デルタ航空のデトロイト行き。出発前に空港で開かれた記念式典では、ラッセル・ブリス筆頭機長が「747は日米の距離を近しくした象徴的な航空機だった」と感慨を述べた。
747シリーズは1970年に米パンナム航空が導入して以来、世界の主要航空各社がこぞって運航。旅客の大量輸送を可能にし、日本人に海外旅行を身近にした。近年は老朽化や航空機小型化の流れを受け、日本航空や全日空では既に引退した。一方、貨物用や臨時便としては現役で活躍している。(時事)
(2017/10/30 22:00)