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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/11/1 05:00)
シャープは2017年度内にも、フルハイビジョン(HD)の16倍の解像度を持つ「8K」画像を人工知能(AI)で解析し、がんなどの病理診断に生かす実証試験を始める。肉眼で見えない微細な組織の画像から病変を発見する。同社は実物に近い画像を再現できる8Kの用途をテレビだけでなく医療や防犯、品質検査といった産業用にも普及させる方針。19年度までに公共施設の監視やインフラ点検などにも提案する。
シャープは9月末、内視鏡手術の一つである腹腔(ふくくう)鏡手術に使われる「8K硬性内視鏡システム」を手がけるカイロス(東京都千代田区)に、8Kモニターを10台納入した。同システムは8Kに対応した内視鏡。シャープにとって同モニターを本格的に受注した初案件となる。
次の展開として大学などと連携して、医師支援用にディープラーニング(深層学習)などを使った病理診断の実現を目指す。また第5世代移動通信システム(5...
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(2017/11/1 05:00)
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