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[ 科学技術・大学 ]
(2017/11/2 05:00)
津波に関する防災を総合的に議論し、知見を共有、発信する場として「国際津波防災学会」が11日に発足する。津波の自然科学的な解明に加え、津波防災に関わる法制度や地域社会のあり方など、社会科学的な角度からも取り上げる。研究者や技術者、行政、民間非営利団体など幅広い分野の専門家が参加できるようにするほか、海外とのネットワーク構築にも取り組む。
津波をテーマにした学会は国内で初めてだという。同学会の発起人代表者は、ロバート・ゲラー東京大学名誉教授が就いた。このほか、大竹美喜国際科学振興財団会長、丸山茂徳東京工業大学特命教授、戎崎俊一理化学研究所主任研究員が発起人に名を連ねた。
11日に東京都内で設立総会を開き、組織体制や今後の活動内容などを決める。同学会代表にはゲラー名誉教授が内定している。専門部会や委員会などテーマ別の活動や、研究発表会の開催、国際的なネットワークの構築などに取り組む。事務...
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(2017/11/2 05:00)
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