日野自、トヨタなど設立のＥＶ新会社への参画に前向き

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日野自動車の下義生社長は１日、トヨタ自動車とマツダ、デンソーが設立した電気自動車（ＥＶ）の基本構造技術を共同開発する新会社への参画について「前向きに検討する」と話した。２０１７年内か、１８年初にも結論を出す見込み。新会社は軽自動車から小型トラックまで幅広い車種を対象にする。日野自が参画を決めれば商用車メーカーとして初となる。

下社長が同日開かれた１７年４―９月期連結決算の記者会見で方針を明らかにした。下社長は「小型トラック・バスの領域では（ＥＶの）可能性はあるとみている」と説明。その上で「（新会社の）ＥＶプラットホームの構築が商用車メーカーにとって流用可能なものか見極めていきたい」と話した。