[ ロボット ]
(2017/11/27 05:00)
セイコーエプソンは双腕型ロボット「ワークセンスW―01=写真」を開発し、今冬から世界で順次販売する。最大可搬質量は7軸の片腕で3キログラム、両腕では6キログラム。力覚センサーを各腕に1台ずつ、カメラを頭部に4台と各腕に1台ずつ搭載した。ロボットとコントローラーが台車と一体となっており移設が容易で、設置場所を変更してもプログラムを変更せずに作業できる。自動車部品の組み立てや搬送工程での利用を見込む。
計6台のカメラで人間の目と同じように3次元空間上で対象物の位置や姿勢を認識できる。アーム(腕)の先端には多目的ハンドを標準装備。高精度な力覚センサーにより部品を抑えながらネジを締めるなどの繊細な作業を実現した。
(2017/11/27 05:00)