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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/11/29 11:00)
【ロサンゼルス時事】米IT大手グーグルの自動運転部門が分社したウェイモのクラフチック最高経営責任者(CEO)は28日、自動運転車による公道試験の走行距離が累計400万マイル(約640万キロ)を超えたと明らかにした。平均的な米国人が約300年かけて到達する走行距離という。12月1日に一般公開するロサンゼルス自動車ショーの関連イベントで語った。
一般的に自動運転車は走行距離が長くなるほど悪天候や難路、複雑な状況への対応を学習する。クラフチック氏は「最も経験を積んだ『ドライバー』を養成する」と語り、運転手を乗車させない完全自動運転車による配車サービスの事業化に意欲を見せた。
トヨタ自動車の米子会社で人工知能(AI)を研究するトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)のプラットCEOも講演し、「トヨタの自動運転の最も重要な目標は安全性だ」と強調した。
ロス自動車ショーの一般公開に先立ち29、30日に、大手自動車メーカーなどが報道陣向けに新型車や試作車を披露する。
(2017/11/29 11:00)