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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/12/13 19:30)
東京―新函館北斗、19年春に3時間台
国土交通省は13日、2019年春にも北海道新幹線の青函トンネル内の最高速度を時速140キロから160キロに引き上げる方針を決めた。これにより、最短4時間2分となっている東京―新函館北斗の所要時間が最大約3分短くなり、新幹線利用客が3時間台で移動できるようになる。
青函トンネル内では全国で唯一、新幹線が貨物列車とすれ違う。安全のため在来線特急と同じ140キロに抑えているが、交通政策審議会(国交相の諮問機関)の有識者会議が同日の会合で、160キロでの走行は技術的に可能と判断。JR北海道などが18年度に試験走行を行い、すれ違い時に風圧で貨物列車の荷崩れが起きないかなどを確認、必要な対策を講じる。
また国交省は、利用客が多いゴールデンウイークやお盆、年末年始に限り新幹線のみを走らせる時間帯を20年度までに下り線で設け、青函トンネル内の最高速度を200キロに上げる方針。これにより東京―新函館北斗の所要時間を最大約6分短くできる。(時事)
(2017/12/13 19:30)