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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/12/15 01:00)
NYタイムズスクエアのディズニーストア(ブルームバーグ)
【ニューヨーク時事】米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーは14日、同業の21世紀フォックスの映画事業などを負債を含めて661億ドル(約7兆4400億円)で買収することで合意したと発表した。人気映画「アバター」やアニメ「シンプソンズ」など、フォックスが持つ豊富なコンテンツを傘下に収め、2018年以降に開始予定のインターネット動画配信サービスを強化する。
ディズニーが買収するのは、フォックスの映画・テレビ制作部門のほか、娯楽関連のCATV網や米国外の放送局。フォックスはニュースを中心とした放送事業などに経営資源を集中させる。ディズニーのアイガー最高経営責任者(CEO)は今回の買収について「消費者の間で良質で多様な娯楽を望む声が高まっていることを踏まえた」と説明した。
(2017/12/15 01:00)