[ 新製品 ]
(2017/12/22 05:00)
アトウン(奈良市、藤本弘道社長、0742・71・1878)は21日、ロボット技術で腰の負担を軽減するパワーアシストスーツ「アトウン モデルY=写真」を2018年4月に発売すると発表した。アトウンはパナソニック発のベンチャー企業。モデルYの重量は現行モデルと比べ約40%軽い4・4キログラム。重さから普及が進まなかった介護や農業分野での需要を見込む。
消費税抜きの想定価格は、従来の半額程度の59万8000円。2―3年程度利用するレンタルの場合、月額は3万円程度の見込み。20年に年間2000台の販売を目指す。
樹脂製フレームや新しい制御プログラムを採用し、従来より小型のモーターを使い効率よく腰を支える。体と触れる面積を従来比50%減らし、通気性を高めた。18年2月から香港の大手建設会社、金門建築が10台を試験導入する。
アトウンは15年に腰用アシストスーツを発売し、工場、物流、建設向けに計270台を納入。新製品は同スーツを大幅に刷新した。
(2017/12/22 05:00)
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