[ 機械 ]
(2017/12/22 05:00)
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は21日、ポーランドの発電会社エネア・ヴィトバルザニエ向けに、歴青炭焚(だ)き超々臨界圧火力発電設備(写真)を納入したと発表した。出力は107万5000キロワットと、同国最大規模となる。低品位炭にも対応した独自技術による高い発電効率を達成し、二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。同発電設備は、首都ワルシャワの南南東約70キロメートルで建設を進めるコジェニッチェ火力発電所の11号機向けとなる。MHPSは超々臨界圧ボイラー、蒸気タービン、発電機ならびに環境装置を製作、供給した。
MHPSは石炭火力発電分野で、低品位炭でも高い発電効率を発揮する独自開発を持つ。今後も排煙脱硫・脱硝装置など周辺機器を含めて、積極的な営業を展開。電力の安定供給と環境負荷の低減に貢献する。
(2017/12/22 05:00)
機械・航空機のニュース一覧
- IHIアグリテック、小型農機の生産再編 千歳工場、海外向け拡充(17/12/22)
- 発見!先進の現場(34)東京パック 真空成形・圧空成形パッケージ、試作開発から量産(17/12/22)
- 作業トレーサビリティシステム、KTCが製品化 来年6月めど(17/12/22)
- アトウン、パワーアシストスーツ刷新 価格約60万円に半減(17/12/22)
- MHPS、歴青炭焚き火力発電設備 ポーランド社に納入(17/12/22)
- ちょっと訪問/DENBA 鮮度保持装置、海外で脚光(17/12/22)
- コベルコ建機、欧事業を月内再編(17/12/22)
- 経営ひと言/島精機製作所・島正博会長「絶体絶命だった」(17/12/22)