[ 政治・経済 ]
(2017/12/28 17:00)
【エルサレムAFP=時事】イスラエルのカッツ運輸・道路安全相は27日、エルサレム旧市街にあるユダヤ教聖地「嘆きの壁」付近に建設予定の駅を「ドナルド・ジョン・トランプ駅」と命名する意向を明らかにした。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことについて「歴史に残る勇気ある決断」を称賛するためだという。
カッツ氏は26日、テルアビブとエルサレムを結ぶ高速鉄道を旧市街まで延伸し、「嘆きの壁」に隣接する駅を建設する計画を承認した。鉄道は2018年に完成予定。
トランプ氏のエルサレム首都承認をめぐっては、東エルサレムを将来の首都と位置付けるパレスチナ側と、1967年第3次中東戦争で東エルサレムを占領・併合したイスラエル側とで対立が激化している。
(2017/12/28 17:00)