[ 金融・商況 ]
(2017/12/29 17:30)
日本取引所グループ(JPX)は29日、東京証券取引所で2017年最後の取引となる大納会を終えた。日経平均株価の終値は前日比19円04銭安い2万2764円94銭と約26年ぶりの高水準を記録。前年比でもバブル期以来となる6年連続の上昇となった。
日経平均の上昇幅はこの1年間で約20%増となった。企業の好業績に支えられ、11月にはバブル崩壊後の最高値を更新するなど、歴史的な記録が相次いだ。JPXの清田瞭グループCEO(最高経営責任者)は2018年に向け「資本市場の心臓部を担うものとして引き続き努力をしていきたい」と飛躍を誓った。
大納会には抽選で選ばれた一般参加者や証券業界関係者ら約710人が参加。囲碁棋士の井山裕太さんが鐘を5回鳴らした後、参加者全員で手締めを行い、18年の相場活況を祈った。
(2017/12/29 17:30)