[ 地域経済 ]
(2018/1/4 20:00)
熊本県は4日、県のマスコットキャラクター「くまモン」を使った海外企業の商品製造、販売を解禁すると発表した。くまモンブランドの海外展開の一環で、8日から申請を受け付ける。
料理を食べるくまモン(© 2010熊本県くまモン 同県提供、時事)
県は、商標管理の煩雑さなどから海外企業の使用を認めなかったが、解禁により熊本の認知度向上や訪日外国人(インバウンド)の増加につながると判断した。
イラストの利用許諾など業務全般を広告大手アサツーディ・ケイ(ADK)に委託。海外企業には使用料を求める。収入は海賊版商品対策や業務関連費用などに充てる。
県によると、ぬいぐるみや文具などくまモン関連商品の2016年の国内外の売上高は前年比27%増の約1280億円。県は「くまモンブランドを世界に広めていきたい」(蒲島郁夫知事)と意気込んでいる。(時事)
(2018/1/4 20:00)