- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2018/1/16 10:30)
アマゾン「アレクサ」搭載の第一弾
【デトロイト時事】トヨタ自動車は15日、米デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、大型セダン「アバロン」の新型モデルを公開した。同社の乗用車として初めて音声対話型の人工知能(AI)によるアシスタント機能を搭載。先端技術を活用した新たな価値をアピールし、苦戦が続くセダン市場のてこ入れを図る。
今春米国で発売する予定の新型アバロンは、米アマゾン・ドット・コムの対話型AI「アレクサ」を搭載。専用アプリを入れたスマートフォンに話し掛けて指示すれば、ドアロックの解除やエンジンの始動、燃料の残量チェックなどができる。
現行モデルに比べて車高を低くし、流線形を強調したスポーティーなデザインとしつつ、車体サイズを大きくしてゆったりとした車内空間を確保した。9インチのタッチパネルで操作のしやすさにも配慮し、「一段上のぜいたくさ」(トヨタ幹部)を目指した。
この日はトヨタのほか、ホンダが高級車ブランド「アキュラ」のスポーツ用多目的車(SUV)の試作車、日産自動車が高級車ブランド「インフィニティ」のコンセプト車をそれぞれ披露した。
(2018/1/16 10:30)