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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/1/23 12:30)
米ゼネラル・エレクトリック(GE)とプラット・アンド・ホイットニーのエンジン合弁は、再びエアバスの超大型ジェット機A380向け契約を獲得する可能性がある。エアバスは、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空にA380を最大36機販売することで合意した。
エミレーツ航空が前回発注したA380の50機には英ロールス・ロイス・ホールディングスがエンジン「トレント900」を供給するものの、エミレーツは新たな発注については、GEとプラットの合弁エンジン・アライアンス(EA)が提供するエンジンの選択に傾きつつある。複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。
エアバスの販売責任者ジョン・リーヒー氏は19日にブルームバーグテレビジョンで、エミレーツがEAに切り替える可能性は十分にあると指摘。EAはA380の最初の90機向けにエンジン「GP7200」を供給した。「EAには間違いなく復活のチャンスがある」と同氏は述べた。
リーヒー氏は、エミレーツがエンジン供給業者を選ぶのに「数カ月」かかる可能性があると指摘。エミレーツの広報担当者は、競争で決定することだと説明し、いつ結論に至るかは明らかにしなかった。(ブルームバーグ)
(2018/1/23 12:30)