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[ 医療・健康・食品 ]
(2018/2/3 05:00)
1月29日に社長に就任した日本ハムの畑佳秀社長は2日、日本ハム本社(大阪市北区)で会見し、海外事業を強化する方針を示した。末澤壽一前社長が会見に出席しなかった理由については明言を避けたが、「3年間の激務のなかで、一身上の都合による退任の申し出があった」と説明した。また、「末澤前社長が確立した経営基盤を基本にビジネスモデルの変革をさらに進める」と述べた。
今後、北米などの海外事業や、豪州の収益基盤を強化するほか、アジアや北米で事業を拡大すると表明。国内外の工場で人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を導入し、生産を効率化する。
5月に新中期経営計画を発表することから「速やかに新中計を仕上げたい」(畑社長)とし、社長の交代を早めた経緯を説明した。また、末澤前社長が務めていたプロ野球北海道日本ハムファイターズのオーナー職について、後任は未定とした。
(2018/2/3 05:00)