[ 地域経済 ]
(2018/2/8 18:30)
自衛隊1400人態勢、福井市内は解消
福井県と石川県を結ぶ国道8号で発生した大雪による大規模な車両の立ち往生について、国土交通省福井河川国道事務所は8日、全区間で同日夕に解消される見込みと発表した。午後3時現在、福井県敦賀市方面に向かう車線では全て解消。金沢市方面の約5.4キロメートルの区間に約100台が残っているという。
8号は福井・石川県境から福井市の間で通行止めが続いている。立ち往生の解消後、約4時間かけて除雪や凍結防止剤の散布を行い、通行止めを解除する予定。
立ち往生の発生から3日目となった8日、陸上自衛隊は約1400人態勢で、重機を使い除雪作業などを実施。国交省も動けない車を移動したり、積もった雪で狭くなった道幅を広げたりした。福井市内の立ち往生は同日正午には完全に解消した。
同事務所によると、今回の立ち往生には最大で約1500台が巻き込まれた。(時事)
ファミマ、北陸へ社員300人派遣 店舗の除雪支援
ファミリーマートは8日、記録的な大雪に見舞われた石川、福井両県の約100店に社員を延べ300人派遣すると発表した。派遣期間は8日から3日間で、主に店舗周辺の除雪を支援する。
雪により出勤が困難な従業員に代わって、商品陳列やレジ打ちなども手伝う予定。ファミマの店舗数は石川県が275、福井県が162。配送の混乱により福井県の約40店には商品が届かない状態が続いているが、両県の全店が営業している。
また、セブン―イレブン・ジャパンも石川、富山両県から福井県の店舗へ社員約50人を派遣。週明けには東京からも社員を出せるよう手配しているという。(時事)
(2018/2/8 18:30)