[ ICT ]
(2018/2/13 07:30)
【シリコンバレー時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は9日、インターネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムが、事業者から集荷した商品を消費者に届けるサービスを準備していると報じた。本格的に配送事業に参入すれば、既存の宅配業者の脅威になりそうだ。
新サービスは、同社の通販サイトに出店する事業者とともにロサンゼルスで試験実施し、年内に他の都市にも広げる。将来的には出店事業者以外の荷物の取り扱いも視野に入れる。
料金体系などは不明だが、アマゾンは配送料の引き下げを目指すとみられる。報道を受けて9日の米株式市場では、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)やフェデックスなど宅配大手の株が売られた。
(2018/2/13 07:30)