[ 政治・経済 ]
(2018/2/16 11:30)
ムニューシン米財務長官は15日、米国がインターネットを通じた購入に売上税を課すべきだとトランプ大統領は「強く感じている」と指摘した。
ムニューシン長官は下院歳入委員会の公聴会で、これについてはトランプ氏と個人的に話し合ったと説明。大統領は税を課すべきだと「強く感じている」と語った。
ネット通販への売上税は、ネット小売業者と実店舗の業者間の長年の争点となっている。トランプ氏は昨年、ネット小売りのアマゾン・ドット・コムが「納税している小売業者に大きなダメージ」を与えていると発言するなど、同社を批判してきた。
ネット小売業者は実店舗を持たない州では売上税の徴収を免除されているが、アマゾンは昨年、売上税を導入している全ての州で徴収を始めた。ただ、第3者の小売業者からの購入については買い物客から売上税を徴収していない。こうした売り上げは同社の販売数量の約半分を占めている。(ブルームバーグ)
(2018/2/16 11:30)