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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/2/16 15:00)
米マクドナルドは6月までに全ての「ハッピーセット」商品を600kcal以下に変更するという(ブルームバーグ)
肥満増で子供用セットメニュー見直し
米マクドナルドは、子供向けセットメニュー「ハッピーミール」(日本での名称は「ハッピーセット」)からチーズバーガーをなくす。健康志向の高まりに対応する。
マクドナルドの15日の発表資料によると、米国の各種メニューに掲載される全てのハッピーミールの商品は6月までに600キロカロリー以下になる。チーズバーガーは顧客から注文があれば提供可能だが、メニューではメイン料理としてハンバーガーかチキンナゲットを選択する形となる。
米国では子供の肥満率が1970年代以降にほぼ3倍に上昇。マクドナルドはより健康的な食材の利用を目指すほか、環境に配慮したパッケージを増やすことでイメージアップを図る。
また、ハッピーミール見直しの一環として、チョコレートミルクの糖分をカットし、ミネラルウオーターをメニューに加える。同社は2022年末までに、120市場のメニューに掲載されている商品の少なくとも50%以上を600キロカロリー以下にすることを目指す。(ブルームバーグ)
(2018/2/16 15:00)