[ 医療・健康・食品 ]

難治性皮膚潰瘍治療の新材料、三洋化成が治験開始

(2018/2/20 05:00)

【京都】三洋化成工業が難治性皮膚潰瘍治療用に開発中のシルクエラスチン製スポンジを用いた医師主導の治験が京都大学医学部附属病院で始まった。膝から足首にかけての難治性皮膚潰瘍で6人の患者を対象にし安全性を確認する。期間は2019年3月末まで。

患部にシルクエラスチン製スポンジをのせてウレタンフィルムを貼る。体液によってスポンジが溶け、さらに体温でゲル化する。ゲルが傷に密着することで傷の治りが早くなると考えられる。ゲルは菌の増殖も抑制するため、毎日の患部の処置が不要になる。

医師主導治験の結果を見て企業治験を行い、安全性や有効性を確認し、2022年に医療機器としての承認を目指す。

(2018/2/20 05:00)

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