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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/2/21 22:30)
米P&Wは問題の新型パーツを旧型仕様に戻すという。EASAもこの措置を承認した(A320ネオのエンジン、ロンドン・ガトウィック空港=ブルームバーグ)
米プラット・アンド・ホイットニーはエアバス「A320ネオ」十機余りが運航停止を余儀なくされる原因となったエンジン修正を取りやめ、異常の修復に取り組んでいる。事情に詳しい関係者が明らかにした。
計画が公になっていないことを理由に匿名で語った関係者によると、耐久性の問題から新型に取り替えていたいわゆるナイフエッジシールを、旧来のものに戻す。欧州航空安全機関(EASA)もこの措置を承認した。
エアバスはこの件でのコメントはプラット・アンド・ホイットニーが担当するとしているため、同社広報に連絡したものの営業時間外で連絡がつかなかった。EASAの報道官は電話と電子メールのメッセージに今のところ応答していない。
関係者の1人は、飛行停止を解除するためEASAの耐空性改善命令に従い、修正を受けていないエンジンを全機で少なくとも1基の装着を完了したと述べた。複数の関係者によると、プラット・アンド・ホイットニー親会社のユナイテッド・テクノロジーズ最高経営責任者(CEO)であるグレゴリー・ヘイズ氏が21日中にこの問題で声明を発表する見通し。(ブルームバーグ)
(2018/2/21 22:30)