[ 政治・経済 ]
(2018/2/22 13:30)
【ワシントン=時事】トランプ米大統領は21日、2018年の経済報告を連邦議会に提出した。日本、中国などに「公正で互恵的」な条件を求める姿勢を強調。「関税は不公正是正の一策」と指摘し、巨額の貿易赤字を解消するために対抗措置を辞さない構えを示した。
報告は貿易政策に関して「米国の輸出は、輸入よりも多くの貿易障壁に直面している」と、貿易相手との通商条件が平等でないと不満を表明。特に中国には「市場原理を乱し、世界の市場機能をゆがめている」などと批判した。
対日貿易では、自動車市場の開放が進んでいないとあらためて指摘。「さまざまな非関税障壁が市場アクセス(参入)を妨げ、米国製の自動車・部品の販売が低迷している」とし、改善を求めた。
(2018/2/22 13:30)