[ 政治・経済 ]
(2018/2/27 16:00)
日本政府は立憲民主党の逢坂議員の質問主意書に対して、未確認飛行物体(UFO)について「存在を確認したことはない」と回答した
政府は27日、未確認飛行物体(UFO)について「政府としては存在を確認したことはない」とする答弁書を閣議決定した。UFOが日本に飛来した場合の対応についても「特段の検討を行っていない」と記した。立憲民主党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。
昨年12月の米紙報道によると、米国防総省は2007-12年に「先進航空宇宙脅威識別計画」として、UFOと疑われる映像などを分析していたという。逢坂氏はこれを踏まえて「政府は計画を把握しているか」と質問。答弁書では「個々の報道に答弁することは差し控えたい」と回答するにとどめた。
UFOに関し、政府は07年にも未確認との答弁書を決定している。仮に飛来した場合の対応について、菅義偉官房長官は記者会見で「常に国民の安全安心を守るのは政府の責務だ」と語った。(時事)
(2018/2/27 16:00)