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[ 機械 ]
(2018/2/28 05:00)
【名古屋】日本特殊陶業はモノづくりのシェアリングサービスを始める。生産設備や計測機器などの貸し借りをインターネット上で仲介する新会社「シェアリングファクトリー」(SF)を3月中に設立する。5月に営業を始め、工場や中古機械などの会員間の売買も支援する。2019年から技術や経営の指導者などの紹介、仕事の受発注の仲介も手がける。モノづくりのシェアリングサービスには数百億円の潜在需要があると見て、他社に先駆けて開拓する。
日本特殊陶業は4輪・2輪車向けエンジン点火プラグと排ガスセンサーで売上高の8割以上を占め、非自動車事業の育成が課題。一方、工具事業を長年展開し、部品加工などのモノづくりの現場には豊富な経験知とネットワークがある。SFは新規事業の社内公募案件。社内で17年5月にテスト稼働し、専用サイトで問い合わせや会員登録希望に対応していた。
新会社は資本金500万円。日本特殊陶業が全額を...
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(2018/2/28 05:00)
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