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[ エレクトロニクス ]
(2018/3/1 13:00)
GEにとって直近1年にわたる下落は過去最長となる(ブルームバーグ)
米ゼネラル・エレクトリック(GE)にとって、2月までの1年間はまさに忘れ去りたい1年となった。GE株は2月に13%下落し、月間ベースで12カ月連続の値下がりとなった。一方、S&P500種株価指数はこの12カ月のうち10カ月で上昇した。
ブルームバーグが集計した1971年までさかのぼるデータによると、GE株にとって月間ベースでの1年にわたる下落は過去最長の値下がり局面となる。この間のGE株主の損失は1380億ドル(約14兆7000億円)に上る。
ジョン・フラナリー最高経営責任者(CEO)が今週発表した取締役会の再編は好感されたものの、少なくとも1人のアナリストはGE株の迅速な回復は見込まれないと指摘。バークレイズのジュリアン・ミッチェル氏は「底打ちしたとより明確に分かるまで様子見」したいと述べた。
2月28日の米株式市場でGE株は前日比2.7%安の14.11ドルで引けた。(ブルームバーグ)
(2018/3/1 13:00)