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[ エレクトロニクス ]
(2018/3/6 07:00)
(ブルームバーグ)米アップルのワイヤレスイヤホン、「エアポッド」が予想外の人気商品となっているが、同社はさらに高性能のヘッドホン市場への進出を計画している。
アップルはノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホン開発に取り組んでいると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。現在この業界をリードする「ボーズ」や「ビーツ・バイ・ドクター・ドレー」と競合する製品になるという。アップルは早ければ年末の発売を計画しているが、開発面での問題で発売が遅れる可能性もあると関係者らは述べた。
アップルの高性能ヘッドホン開発への取り組みはこの1年間、断続的に行われてきた。開発が公になっていないとして匿名を条件に語った関係者らによれば、同社はスマートスピーカー「ホームポッド」の開発と同様に、ヘッドホン開発中に複数回にわたる設計変更など、問題に直面したという。
発売前の設計再変更や、このプロジェクト自体を打ち切りにする可能性もあると関係者らは述べた。アップルの広報担当はコメントを控えた。
(2018/3/6 07:00)