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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/3/6 10:30)
米アマゾン・ドット・コムは、顧客サービス向上のため、預金口座に類似する商品の提供を巡りJPモルガン・チェースおよびキャピタル・ワン・ファイナンシャルと協議していると、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
WSJによれば、この商品は若年層や預金口座を持っていない人をターゲットにしている。同紙はこの件に詳しい複数の関係者の話として伝えた。この計画が実現すれば、アマゾンとしては金融機関に支払う手数料低下につながるほか、顧客の所得や支出傾向をより明確に把握できるようになるという。
アマゾンとJPモルガンは既に提携クレジットカードを発行しているほか、両社にバークシャー・ハサウェイを加えた3社のトップは、従業員のヘルスケア関連費用の引き下げに向けて取り組んでいる。預金口座事業に料金支払いサービスや全米の現金自動預払機(ATM)の利用が含まれるかどうかは現時点では不明だと、WSJは伝えた。(ブルームバーグ)
(2018/3/6 10:30)