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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/3/20 09:00)
自動運転で米ウーバー・テクノロジーズと連携する自動車メーカーは、18日午後にアリゾナ州テンピで試験運転中の自動運転車両が女性1人をはねて死亡させた事故の影響を受ける可能性がある。
サンフランシスコを本拠とするウーバーが試験運転で使用する車両を製造するボルボ・カーは、今回の事故に関して詳細なコメントを控えた。自動運転を可能にする独自のセンサーやソフトウエアを車両に搭載することを計画していたウーバーは昨年11月、ボルボのスポーツタイプ多目的車(SUV)を2万4000台 購入することで合意した。
事故発生後、ボルボは「地元当局者の捜査にウーバーが協力しているとわれわれは認識している」との発表文を出した。
2016年にウーバーに出資したトヨタ自動車も自動運転でウーバーと協力している。トヨタの広報担当者は先週、ウーバーの自動運転ソフトを購入するかはまだ決まっていないと語っていた。
トヨタの別の広報担当者はウーバーの事故発生後に電子メールで、「あらゆる企業とのオープンな協力関係が極めて重要だと考えている」と述べた上で、「ウーバーとは以前から定期的に自動運転に関する情報を交換している。ただ、当社が既に発表した以上のことは現時点で何も決まっていない」と説明した。
ウーバーの配車サービス網に自動運転車を「向こう数年」以内に投入することで合意している独ダイムラーは19日、ウーバーの事故に関してコメントを控えた。(ブルームバーグ)
(2018/3/20 09:00)