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[ エレクトロニクス ]
(2018/3/24 05:00)
経営再建中の東芝は、一部地域を除いて25日放送分を最後に、国民的アニメ番組「サザエさん」のスポンサーを降板する。経費節減策の一環で、約半世紀にわたるCM提供に幕を下ろす。
4月からは日産自動車などがスポンサーを続けるほか、インターネット通販大手アマゾンジャパン(東京)や子ども・ベビー用品の西松屋チェーン、大和ハウス工業が新たに加わる。
東芝は、サザエさんのテレビ放映が始まった1969年からメインスポンサーを務めてきた。
だが米原発事業をめぐる巨額損失で業績が急激に悪化。「全ての項目で、支出に見合った収入があるのか洗い出す」(平田政善専務)として費用対効果を見直し、昨年11月に降板を決めた。白物家電事業を中国資本に売却しており、一般消費者への宣伝効果を意識する必要性が薄れていた。(時事)
(2018/3/24 05:00)