- トップ
- エレクトロニクスニュース
- 記事詳細
[ エレクトロニクス ]
(2018/3/28 05:00)
東芝ホームテクノ(新潟県加茂市、高畑斉社長、0256・53・2511)は、羽根の数が一般的な扇風機の約2倍となる9枚の羽根を備えた扇風機「F―DLW75=写真」を4月中旬に発売する。扇風機は羽根の枚数が多いほど風を切る回数が多くなるため、風のムラの原因となる風圧差が小さくなり、心地よい風を生むという。同社が扇風機の新製品を市場投入するのは3年ぶり。
F―DLW75は、室内の温度を検知して風量を自動調節する「温度センサー」を搭載。室内の温度に従い、風量を自動で調節する。室内の空気を効率良く循環できるため、エアコンとの併用に適しているという。扇風機の国内市場ではエアコンとの併用のしやすさや、風の質などが重視されているという。
高さは815ミリ―1092ミリメートルに変えられる。寸法は幅352ミリ×奥行き350ミリメートル。重さは約3・7キログラム。消費税抜きの店頭想定価格は2万5000円前後。そのほかF―DLW75の下位機種3種と、「タワー型」と呼ぶ細型の扇風機2機種も同時に発売する。
東芝ホームテクノは東芝ライフスタイル(川崎市川崎区)の子会社で、キッチン家電や生活家電などの開発・製造・販売を手がける。
(2018/3/28 05:00)