[ 地域経済 ]
(2018/3/31 13:00)
【ムアントンタニ(タイ中部)時事】タイで開かれているバンコク国際モーターショーに、福島県が出展している。観光客誘致が狙いで、プロドライバーが運転する車に同乗し、ドリフト走行を体験する「ドリフトタクシー」の紹介が目玉だ。
ドリフトタクシーは同県二本松市の「エビスサーキット」のアトラクション。ドリフト走行を自分ではできなくても体感したい観光客に人気で、サーキットには外国人も年約1000人が訪れる。
福島県がモーターショーに出展するのは初めて。世界の高級自動車メーカーの最新モデルが展示される中、自治体のブースは異彩を放つが、来場者が相次いで訪れ、県内の観光やドリフトタクシーについて質問。「ドリフトタクシーにぜひ乗りたい」と強い興味を示す人もいる。
4月2~8日にはドリフトタクシーを実演し、来場者約2000人に体験してもらう。県の担当者は「サーキットを訪れ、福島県の温泉や料理と一緒に楽しんでもらいたい」と話している。
(2018/3/31 13:00)