- トップ
- 機械ニュース
[ 機械 ]
(2018/4/3 05:00)
日本トムソンは約30億円を投じ、2019年後半に直動案内機器や軸受など機械要素部品の生産能力を現状比約15%引き上げる。ベトナムで工場建屋を増築して設備を増強するほか、日本でも新たな設備を導入する。半導体製造装置、工作機械、産業用ロボットなどの設備需要が急拡大し、要素部品の供給が追いつかない状況が続く。THKや日本精工も生産能力を増強するなど部品各社は、供給体制を強化して受注残の解消を急ぐ。
日本トムソンはベトナムのハイフォン市に3工場を展開する。うち中小型の直動案内機器を生産する第2工場の建屋を増築し、19年後半に生産を拡大する。ロボットなどに使われる軸受「クロスローラーベアリング」を生産する第3工場でも生産能力を増強。生産品目を標準品だけでなく特注品にも広げ、18年後半から増産する。
岐阜製作所(岐阜県美濃市)ではボトルネックとなっている工程を中心に順次設備を増強し、人も増やして生...
(残り:314文字/本文:714文字)
(2018/4/3 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。