【電子版】モスバーガーも全席禁煙へ 20年3月末までに全店舗

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  喫煙席や喫煙ブースを設置している700店舗を2年間かけて順次改修、全席禁煙とする

　ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を運営するモスフードサービスは3月30日、2020年3月末までに全店舗を全席禁煙とする方針を明らかにした。顧客の声に対応するとともに、従業員の受動喫煙の防止も図る。

　モスバーガーの全国約1350店舗のうち、喫煙席や喫煙ブースを設置している店舗はおよそ半数の計約700店舗。これらの店舗を2年間かけて順次改修し、全席禁煙とする。

　20年の東京五輪・パラリンピックを控えた厚生労働省や東京都が進める受動喫煙対策の強化などを受け、大手外食チェーンで全席禁煙の動きが広がっている。日本マクドナルドは14年から実施。サイゼリヤや日本ケンタッキー・フライド・チキンも全席禁煙とする方針を決めている。（時事）