[ トピックス ]

【電子版】20年東京五輪前日、祝日へ 「海の日」移動、議連が容認

(2018/4/6 14:30)

 2020年東京五輪の開会式の前日が祝日とされる方向となった。20年に限り、特例的に「海の日」(7月第3月曜日)を7月23日に移動させる。警備や交通の混乱を避ける狙いからで、海の日の制定を主導した「海事振興連盟」(衛藤征士郎会長)が6日の会合で、これまでの反対から容認に転じた。

 東京五輪は、開会式が20年7月24日、閉会式が8月9日に行われる。体育の日(10月第2月曜日)を開会式当日に、山の日(8月11日)を閉会式翌日の8月10日にそれぞれ移動させる。超党派の議員連盟がこうした祝日移動案を盛り込んだ五輪・パラリンピック特別措置法改正案の今国会提出を目指す方針だ。

2020年東京五輪に合わせた祝日移動案(時事)2020年東京五輪に合わせた祝日移動案(時事)

 海事振興連盟は6日の会合で、海の日を21年以降は7月20日に固定化することを条件に、20年は同23日とすることを了承。衛藤会長は「東京五輪は、国と東京の最重要プロジェクトだ。21年から7月20日に固定するなら同意せざるを得ない」と説明した。

 選手や大会関係者、要人らの移動に伴い、大規模な交通規制や警備が予想されるため、スポーツ議員連盟(麻生太郎会長)は東京五輪前後の祝日化を検討してきた。海事振興連盟が容認に転じたことで、山の日議連も追認する見通しだ。

 菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で「政府としては、日本中が大いに盛り上がって、最高の大会になるようしっかり支援していきたい」と語った。(時事)

(2018/4/6 14:30)

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