[ 政治・経済 ]
(2018/4/8 07:00)
警察庁は5日、普通免許保有者がクラッチ操作の必要がない125㏄以下のオートマチック(AT)限定二輪免許を新たに取得する際、これまで最短でも3日間必要だった教習期間を2日間にする方針を明らかにした。1日に受講できる教習の上限を増やすという。7月ごろの施行を目指しており、教習所によっては週末だけで修了することも可能になる。
警察庁によると、普通免許保有者は技能教習8時限と学科教習1時限を受ける必要がある。技能教習は現在、1日当たり第1段階(基本操作・走行)が2時限、第2段階(応用走行)は3時限に制限されている。1日合計も3時限までしか受講できない。
改正案は技能教習について、この上限を緩和し、それぞれ1時限ずつ引き上げる。1日最大4時限まで受けられるようになり、最短2日間で全ての教習が修了可能になる。今後、道交法施行規則の改正案を公表し、一般から意見を募集する。(時事)
(2018/4/8 07:00)