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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/10 05:00)
米ウーバー・テクノロジーズは、自転車シェア事業を手掛けるジャンプ・バイクスを買収することで同社と合意した。新たな成長分野を模索するダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は、就任後初の買収で自転車レンタル業界に参入する。
事情に詳しい関係者が明らかにしたところによると、ウーバーはジャンプ・バイクスに現金と株式合わせて1億ドル(約107億円)超を支払うことで合意した。支払額は公になっていないとして、この関係者は匿名を条件に語った。ウーバーによるジャンプ・バイクス買収交渉については、テクノロジー業界のニュースサイト、テッククランチが最初に報じた。ウーバーとジャンプ・バイクスは買収について9日に共同で発表。ただウーバーは条件の開示は控えた。
ジャンプ・バイクス買収により、ウーバーは電動自転車のレンタル会社を傘下に収めることになる。自転車や電動スクーター、電動自転車などのレンタルで、駐輪ドックの必要ないサービスはサンフランシスコなど米国内の都市で普及が進みつつある。また自転車シェア業界は中国でも拡大している。(ブルームバーグ)
(2018/4/10 05:00)