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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/12 05:00)
【浜松】トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)用電池製造子会社、プライムアースEVエナジー(PEVE、静岡県湖西市、鈴木茂樹社長、053・577・3111)は2019年後半をめどに、本社・大森工場内にHV用リチウムイオン電池の新ラインを稼働する。生産能力は年間10万台(車両換算)を計画。トヨタが電動化戦略を加速させているため、基幹部品である電池の供給体制の整備を急ぐ。
設備投資額は100億円程度とみられる。本社・大森工場では15年発売の現行「プリウス」向けのリチウムイオン電池を同20万台生産している。新ラインは既存のリチウムイオン電池工場内に設置。さらに電池の仕上げ工程として、充放電を行う「活性化棟」を電池工場隣に新設する。
PEVEはトヨタのHV用電池のほぼ全量を担っている。トヨタは30年に電動車両を年間550万台以上、うちHVとプラグインハイブリッド車(PHV)で450万台とする計画...
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(2018/4/12 05:00)
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