【電子版】米トイザラス、日本含むアジア事業売却へ 1000億円超で複数の応札

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  代理人弁護士のジョシュア・サスバーグ氏によると、トイザラス・アジアに対して複数の有望な買収提案が寄せられているという（ブルームバーグ）

　【ニューヨーク時事】経営破綻した米玩具販売大手トイザラスが日本を含むアジア事業を10億ドル（約1070億円）超で売却する見通しとなったことが11日、分かった。米メディアによると、同社の代理人弁護士が破産裁判所で明らかにした。

　日本国内で約160店舗を展開する日本トイザらス（川崎市）は、米トイザラスが約85％を出資するトイザラス・アジア（香港）の子会社。代理人弁護士によると、トイザラス・アジアをめぐり複数の買収提案が寄せられているという。

　米トイザラスはインターネット通販の台頭で経営が悪化し、昨年9月に破産法の適用を申請。735店を擁する米国事業は清算する方針を決めている。