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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/14 16:00)
米電気自動車メーカーのテスラは今月、投資家に対し年内の資本調達は必要ないと表明したが、それには根拠があった。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が説明した。
マスクCEOは13日朝にツイッターで、今年7-9月(第3四半期)と10-12月(第4四半期)はそれぞれ損益の黒字とキャッシュフローのプラスを見込んでいると明らかにした。
市場予想に比べ、この見方は極めて楽観的だ。ブルームバーグがまとめたアナリストの平均予想によると、テスラの今年下期のキャッシュフローは9億9400万ドル(約1070億円)前後のマイナス。調整後純損益は7-9月が約1億9200万ドルの赤字、10-12月が3500万ドルの赤字と予想されている。
マスクCEOがバラ色の見通しを示したのは、セダン「モデル3」の増産が進むと判断しているからだ。同氏はこの日、CBSに対し、製造上の問題を解決した後は週2000台の生産を維持できるはずで、4-6月(第2四半期)にはモデル3の生産が恐らく3ー4倍に増えると語った。(ブルームバーグ)
(2018/4/14 16:00)