[ ICT ]
(2018/4/18 05:00)
NTTドコモと東武鉄道は、携帯電話網を用いる飛行ロボット(セルラードローン)を活用して鉄道インフラを予防点検する実証実験を始めた。東武日光線利根川橋梁(埼玉県加須市)と東武鬼怒川線(栃木県日光市)の隣接のり面で実施した。
利根川橋梁での実証(写真)ではドローンに搭載したカメラを通じ、目視による点検が困難な橋梁上部や低水路内の橋脚を点検。取得した点検画像の一部はNTTグループの人工知能(AI)技術「コレボ」を使って自動解析する。鬼怒川線ではドローン搭載カメラを使い、点群データを活用したのり面の実情把握を行った。
2018年度も実証を続け、目視点検より安全で効率的なセルラードローンによる点検の商用化を目指す。
(2018/4/18 05:00)