[ 科学技術・大学 ]

極低温の量子乱流、常流体速度に大きな影響 大阪市立大が発見

(2018/4/19 05:00)

  • 量子乱流(青い線)の発達に伴い、常流動の 速度分布が変形する(左図から右図へ)

大阪市立大学大学院理学研究科の湯井悟志大学院生と坪田誠教授らは、絶対零度に近い極低温で発生する量子乱流が、一般的な流体(常流体)の速度を大きく変化させることを発見した。慶応義塾大学との共同研究。

極低温で粘性を持たない超流体と、常流体が混在する「2流体モデル」の大規模な数値計算に成功した。乱流現象の解明の糸口となる。

(2018/4/19 05:00)

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