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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/4/19 13:30)
日本政府観光局が18日発表した2017年度の訪日外国人数(推計値)は前年度比19.9%増の2977万2570人と、3000万人の大台に迫った。格安航空会社(LCC)の増便を背景に中国や韓国などアジア圏からの旅行客が大幅に増え、前年度に続いて過去最高を更新した。
政府は20年に訪日客数を4000万人に増やす目標を掲げている。菅義偉官房長官は18日の記者会見で「目標も視野に入ってきた」と達成に意欲を示した。
観光庁が同日発表した訪日外国人消費動向調査(速報値)によると、今年1~3月期に訪日客が宿泊や飲食、買い物などに使った旅行消費額は1兆1343億円と、前年同期に比べて17.2%増えた。観光庁の田村明比古長官は記者会見で、一段の消費喚起に向け、「体験型の観光メニューを充実させるなど地道な努力の積み重ねが必要だ」と指摘した。(時事)
(2018/4/19 13:30)