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[ 建設・住宅・生活 ]
(2018/4/20 05:00)
佐藤工業(東京都中央区、宮本雅文社長、03・3661・0502)は、岩崎(札幌市中央区)とライカジオシステムズ(東京都港区)と共同で、手押し型レーザースキャナー(MMS)でトンネル内空を3次元(3D)計測し、従来の地上固定型レーザースキャナー(TLS)方式に比べ計測時間を6割以上削減した。TLSでは欠損していた「箱抜き部」のデータも計測できるなど精度も良い。
今後、路面環境の悪い場所でも実証実験し、精度の確認と有効性を検証する。
ライカジオシステムズのレーザースキャナーシステム「プロスキャン」を搭載した台車を、手で押しながら3D計測する。トータルステーション(TS)を用いた追尾方式により、プロスキャンに設置した360度プリズムで台車の位置を正しく把握し、トンネル内空を計測する。
佐藤工業が施工中の延長1・6キロメートルのトンネルで計測したところ、従来のTLSで8時間を要したのに対し、手押し型は2時間半で済んだ。MMSで主流の衛星測位システム(GNSS)方式はトンネル内でGNSSを捕捉できず、3D測量の方法が限られていた。
(2018/4/20 05:00)
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