[ ロボット ]
(2018/4/20 05:00)
ファナックと神戸製鋼所は19日、超高張力鋼板(超ハイテン)とアルミニウムを高い強度で溶接できるロボットシステムの試作機を共同開発したと発表した。両社がロボットシステムを共同開発するのは初めて。異なる金属を組み合わせ車体を軽量化することなどが可能となる。車メーカーに提案して実用化を目指す。
神鋼の異種金属接合法「エレメントアークスポット溶接法」を採用。複数の穴を開けたアルミ板にアーク溶接で穴内に液体の溶接金属を注入して接合する。自動化では正確な穴の位置検出やロボットアームの移動などが求められ、ファナックのセンサーや制御技術で高速処理を実現した。異なる金属同士の溶接は難しく、ネジなどで接合するのが一般的だった。超ハイテン同士の溶接にも対応する。
ファナックがシステムを販売し、神鋼は素材を提供する方向で検討する。神鋼は造船向けなどにロボットを活用した溶接システムを提供するが車向けは手がけていなかった。
(2018/4/20 05:00)
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