[ ICT ]
(2018/4/19 18:30)
ソフトバンクは19日、ワイモバイルブランドで提供しているPHS(簡易型携帯電話)のほぼ全てのサービスを2020年7月末で終了すると発表した。新規契約は今年3月末に停止した。1995年に低料金を売りにサービスが始まり、最盛期の97年にはNTT系の事業者を含め、契約数は700万件を超えた。だが、格安スマートフォンの登場もあって契約が減り、その役割を終えた。
ソフトバンクのPHS事業は、ウィルコム(旧DDIポケット)が前身。国内で唯一残っていたPHSサービスで、昨年12月末時点での契約数は278万9000件という。利用者にはワイモバイルの携帯電話サービスへの切り替えを促す。
ガス検針や駐車場の料金メーターの保守管理などに使う業務向けの非音声サービスは当面継続する。(時事)
(2018/4/19 18:30)